僕の可愛いカメラ部後輩でありとっておきのモデルでもあるみちゃめろ。フリーランスでモデルとアイドルユニットの活動をしている。





今の写真に関する撮影方法や知識は日々変わっている。ずっと同じな考えややり方はもう古臭くなっているかもしれない。昨日の常識は今日の非常識。また昨日の非常識は今日の常識の時代だ。
何年か前に、カメラを持った50代~60代くらいの人たちのグループが、モデルらしき女性を連れてある公園に撮影に来ていた。写真サークルとか同好会のような感じで、1人リーダーと思われる男性がいた。 グループの1人が「ここがいい!」と言って、大きな木を指さした。なるほど、逆光なのだが木が影を作っているのでそこにモデルを立たせばいい感じになるし、背景の木漏れ日が玉ボケになりキラキラ感を出してくれる。いい場所だなと僕も思った。
しかし、リーダーと思しき男性は、「逆光だからだめだ!逆光では撮れない」と言って、別の場所に移動した。彼が指定した場所は赤い花が咲く花壇の前だった。順光で花壇全体が照らされている。 最初の場所の方がいいのにと僕は黙って思いながら彼らの様子を見ていた。やがてグループは花壇の前にモデルを立たせて撮影を開始した。順光だからモデルも明るく照らされている。たけど、とても眩しそうにしているのだ。目をパッチリと開けられず、何度もまばたきしたり細めたりしていた。
どうだろう?逆光では撮影ができないだろうか? 今のデジタルカメラ世代の人たちなら、そんなこと全然思わないよね。最近のカメラほど逆光に強いし、むしろポートレートは順光よりも逆光の方が適している。 フィルムカメラ世代の人は、逆光では撮ってはいけないという常識が頭に刷り込まれている。まずカメラの説明書に順光で撮るようにと書いてあるし、テクニカル書にも順光で撮るのを基本としている。
フィルムカメラはデジタルカメラのように、撮ってもすぐにその結果を見られない。フィルムを現像して更に印画紙に焼き付けて結果がわかる。 だから逆光のような撮影では人物が真っ黒になって写っても、現像の結果を見るまではちゃんと撮れているのか分からなくて失敗する確率が非常に高かったのだ。 今でこそ素人でも当たり前のように日中シンクロをしているが、フィルム時代はしっかりと露出が読めないとストロボを使ったとしても結果を確認しながらの撮影ができないので失敗する人が多かった。光量が強すぎて白く飛んだり、逆に光量が足らなくて暗過ぎなんてことがしょっちゅうで、プロカメラマンでもストロボを使う場合はちゃんと露出計を用いて正確な露出を計算した上で撮っていたのだ。
それが当たり前の常識だった人は、デジタルカメラになってもそれが常識だと思っているようで、逆光では撮るなと思い込んでいる。 カメラの進化に伴い、知識もそれに合わせてリフレッシュしていかないと、いつまでも古臭い概念に取り憑かれたままになってしまう。 昨日までは非常識だったことが、今日では常識になっているかもしれないのだ。
グリーンイグアナ 



食欲旺盛なグリーンイグアナ。撮っていると、シャッター音を聞いてこちらに振り向いてくれた。
小さくても、やがて大きくなる! 
こんな所から出てくるんだね。植物って本当にタフだと思う。
モノクロームポートレート 



13年の長いつきあいのゆかめろこと谷口夕佳ちゃん。僕の最古参モデルだ。美容クリニックのカウンセラーをしているので、撮影会には出ていない。















